南島原ガイドの会 有馬の郷
長崎県南島原市
口之津は『天然の良港』を抱えている為、三度の繁栄の時期がありました。450年前、南蛮船来航による南蛮貿易とキリスト教布教の時代、明治に入り三井三池炭の海外積出の時代、そして日本一の船員の町として。その歴史史料を豊富に展示する資料館があり、また、三度の繁栄の時代をほうふつとさせる街並みや風景があり、口之津の歴史と文化を熱く語るガイドと一緒に歩いてみませんか。
南島原市有家地区は、島原半島の中で、稲作と畑作が盛んで、良質な地下水に恵まれています。その結果、味噌・醤油・酒・そうめんの生産が盛んに行われています。特に、そうめんは、日本第2位の生産量を誇っています。歴史も古く、平安時代の文献に、既に作られていた事が出ているそうです。1500年代後半から1600年代前半にかけて、南蛮貿易が盛んだったころ、島原半島で作られた小麦粉が、南島原市にある口之津港からマカオ・フィリッピン向けに輸出されていたとのこととされています。そんな有家地区の酒・味噌、醤油、そうめんを作っている壱之蔵から五之蔵までの蔵を巡っていくツアーです。
世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成遺産の一つ原城跡を巡るルート。有馬キリシタン遺産記念館で概要を勉強した後、原城跡現地へ。建物がないので、ぜひガイドの説明を聞いて、当時の思いを理解してください。