九里半歴史文化回廊

九里半街道は、揖斐川の支流である牧田川上流の船附・栗笠・烏江の濃州三湊(岐阜県養老町)から米原の朝妻湊まで至る街道で、距離がおよそ九里半(38km)あることから九里半街道といわれた。水運と陸運を利用して、名古屋や伊勢方面の荷物を関西・北陸方面へ一番短く、早く、安く運べるルートであった。2軒の問屋(五井家)のある所が中心地となり、江戸時代栄えた。また、関ケ原の南に位置する大垣市上石津町牧田地区は、関が原合戦の舞台の一つとしても有名である。西軍だった薩摩の島津隊が負けを確信して、隊を退くのに敵の大軍の中を突破して薩摩に生き帰ったという話しがあり、その合戦の舞台となった地域である。

電話番号
0584-47-2301
住所
〒503-1602 岐阜県大垣市上石津町牧田4025-5
営業時間
10:00〜17:00