宮崎神宮コース

宮崎市街地の北部に位置する神社。主祭神は神武天皇、ウガヤフキアエズノミコト、タマヨリヒメ。神宮の前(さき)に町が開けて行ったという意味で、「宮崎」という地名の由来となったとも言われています。

宮崎神宮

宮崎神宮は、南北400m・東西600mの約25haの鎮守の森の中に本殿をはじめ、護国神社、博物館、流鏑馬などが点在している。

神宮より一の鳥居までの表参道の側道には梛(ナギ)の並木(約220本)が並んでいる。

梛の葉は容易に裂けないので、縁が切れない、困難をなぎ倒す、風波の無いとの意味があり、お守りとされている。

古くは、宮崎神宮は神武天皇宮(御廟)と言われていて、地元では、「神武さん」と言われ、愛されている。

二の鳥居

鳥居の原型と言われている神明鳥居の形で、別称、伊勢鳥居と称し、格式の高い神社によくある鳥居で、神社の地図記号にもなっている。

ラクウショウ(落羽松)

ラクウショウはスギ科の木だが、紅葉するとひらひらと鳥のように落ちることから、名付けられた。宮崎の巨樹百選に選ばれていて、神武天皇生誕2600年の行事が明治時代に開かれたときに植樹されたそうだ。

おきよ丸

神武天皇が東征の為、美々津(宮崎県日向市)の港を8月2日に出航予定だったが、急に天候が良くなったので、前日の出航となり、「神武天皇が出発するぞ」と、町の人たちに「起きよ」と触れ回り、皆で見送ったところからついた船の名前で、神武天皇のお船出で使用した船と言われている。原型は、西都原古墳群の中から、船形埴輪として出土されたものだそうだ。

神武天皇が日向の国を東征に出発した前日(現代暦で10月26日)を、宮崎県下最大の大祭「御神幸祭」として、県民に親しまれている。

参道

毎月初めは朝早くから多くの人が訪れ、朔日(一日)参りとして参拝者が延々と続くそうだ。お参りすると、「念願成就」「開運」「健康・長寿」をご神徳としていただける。会社に勤めているたちは、心を新たにして、今月も頑張ろうと訪れる。 

参道は産道に通じ、通ることで新しく生まれ変わる意味があるそうだ。道に玉砂利が敷いてあるのは、御霊(玉)を一歩一歩踏みしめることによって、身も心も浄まり、最高の状態で神様にお会いできるように配慮されている。

御祭神

宮崎神宮の御祭神は、神武天皇と神武天皇の父・母君の鸕鶿草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと)・玉依姫命(たまよりひめのみこと)になる。

社殿

創建は建磐龍命が祖父、神武天皇のご遺徳をたたえるために鎮座したのが始まりと伝えられている。

現在の社殿は明治40年に建てられた。その立役者は高木兼寛と渋沢栄一だった。当時の医学・経済界のトップ2人が広く浄財を募り、明治天皇や各宮様方をはじめ、多くの国民の寄付により施工した社殿は荘厳な佇まいとなっている。

宮崎市神話・観光ガイドボランティア協議会

歴史や風土に育まれてきた宮崎の豊かな民情を、宮崎市内各所に残る神話の舞台をめぐり歩きながら、神話の世界とそれにまつわる古代の物語を紹介します。

所在地
〒880-0811 宮崎県宮崎市錦町1-10 宮崎グリーンスフィア壱番館3階 宮崎市観光協会内
電話番号
0985-20-8658

ツアープラン情報

ツアー名
宮崎神宮コース
料金
支払方法については「現地払い」のみとなります。
個人(1~3名) 1人 500円
団体(4名以上) 1団体 2,000円
開催日時
現地待合せでの案内になります。
移動の交通費が発生する場合もあるので、くわしくはお問合せください。
年末・年始はお休み。
9:00~17:00の間となります。
ツアー時間
約1時間
予約受付
7 日前まで
お問い合わせ
宮崎市神話・観光ガイドボランティア協議会
TEL
0985-20-8658
定休日
年末・年始
営業時間
9:00〜17:00
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