日田の町並み散策

2名様から出発保証のツアー。
日田ご当地コンダクターと巡る町歩きを体験してみませんか!

見どころ・聞きどころ

  1. 町人文化が栄えた町並み散策
  2. 江戸時代・明治時代の建築物
  3. 日田の名物・特産品

概略説明

日田市中心部は、九州最大の川・筑後川の上流に位置し、古くから交通の要所として栄えてきた。1639年に天領となった日田に、日田陣屋(日田御役所)ができ、その周辺に出来た町人地が豆田町で、江戸時代大変栄え、その町並みは現在まで残り、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている。

御幸通り1

南北に2本、東西に5本の通りがある。南北に走る西側の道を下町通りと言っていたが、昭和天皇が通りを歩かれたことから御幸通りと言うようになったそうだ。寅さんシリーズ43作目の「寅次郎の休日」の宮崎美子が切り盛りする薬局がこの通りに作られ、撮影された。

草野家住宅

国指定重要有形文化財で、保全のため時間をかけて改修が行われている。精蝋業(ろうそく)を営んでいたが、かけや(お金を集めて、集めたお金を大名に貸していき、利ザヤで稼ぐ)で、大きくなったといわれている。

豆田の目印になっている建物で、京風に仕上げられている庭からは、中の建物全てを望むことができる。お雛祭り、端午の節句、祇園祭、天領まつりの時期には、一般公開されている。

長屋

江戸時代に建てられた長屋で、長屋1軒の中に何件もの店が入っていて、豆田町内には、こういう長屋が多くあるそうだ。

魚町

御幸通りから東西の道に入ると魚町になる。こちらも江戸時代に建てられた長屋の建物が続く。屋根が低く、窓がない家は、古い建物で上から見下ろさないように造られている。

江戸時代から明治時代にかけ、3回の大火があったという話しを聞いたからか、防火壁になるうだつ(卯建)の建物を見ることができる。

廣瀬資料館

廣瀬淡窓の生家があったところで、現在修理中で中を見ることができなかった。長男だった淡窓は病弱で、家業は次男の久兵衛が継ぎ、豆田町内に水を引っ張ってきたなど、町への貢献度は高かった。淡窓が開いた塾には、全国から塾生が集まった。

マンホールのふた

日田市は、日本三大鵜飼の一つとして知られ、マンホールにも鵜飼の絵が描かれている。

下駄のタイルを使い、止まれの表示にも一工夫施されている。

豆田上町(うわまち)通り

魚町から南北に走る道に出ると、駅につながる道のため、生活道路としても利用されていて、御幸通りより車の量が多い。

日田出身者

進撃の巨人の作者の諌山創(いさやまはじめ)は、日田市大山町出身で、大山町には進撃の巨人の像があるそうだ。そのほかには、ムツゴロウの名前で知られている畑正憲さんや女優の真屋順子さんがいる。

祭り

日田には、4つのおおきな祭りがある。

天領日田おひなまつり

2月中旬から3月いっぱいまで開催され、絢爛豪華なひな人形やひな道具が数多く残されていて、旧家や資料館で一斉に展示・公開される。店の軒先にはピンクの提灯がかかる。

日田川開き観光祭

5月下旬の土・日に開催され、2日間で1万発の花火が上がり、山に囲まれているので花火の音が響き、体で感じる花火といわれている。昼間には、パレードやカーニバルもある。

日田祇園祭

7月20日過ぎの土・日に開催され、隅・竹田地区4基・豆田地区4基など9基の山鉾があり、巡行前の平日には、日田駅前で9基勢揃いする顔見世もおこなわれる。

日田天領まつり・千年あかり

11月に開催され、江戸時代の雰囲気を醸し出す郡代着任行列や当時の衣装での町歩きをする催しが昼間おこなわれ、夜には竹灯籠を並べ幻想的な世界を味わうことができる。

天領日田はきもの資料館 足駄や

こちらのお店には、日本一の下駄が展示されている。一本下駄のポスターがあるが、スピードスケートの小平真緒が体幹トレーニングを鍛えるのに、一本下駄を使ったそうだ。

小鹿田焼(おんたやき)

江戸時代中期の開窯で、一子相伝で継承され、国の重要無形文化財に指定されている。飛びかんななどの幾何学的模様を特徴としている。

鳥市本店

足の形が楓に似ていることから、「もみじ」という名前が解けられていて、ニワトリの足を甘辛く煮込んである日田名物で、コラーゲンたっぷり。テレビの取材もよくあるそうだ。

岩尾薬舗 日本丸館

国登録有形文化財指定されている木造3階建ての建物で、3階は展望楼になっている。明治時代に、日本丸という薬の製造で有名になった。長寿のお祝いに作られた百歳雛という白髪のひながあり、夫婦とも白髪になるまで仲良く元気に過ごせるよう願いが込められているそうだ。

伯亭・若の屋

木造3階建ての割烹旅館。

長福寺

長福寺本堂は、江戸時代に建立され、国の重要文化財に指定されていると同時に、日本遺産に認定されている。

また、廣瀬淡窓が初めて塾を開いた場所としても知られている。

造り酒屋 薫長酒造

日田市に3軒ある造り酒屋のうちの一つ。

御幸通り2

嶋屋本家

和雑貨のお店で、明治初期の建物。えびす瓦と鏝絵を見ることができる。鏝絵は、縁起物で 鳩2羽、鷹と波に乗るウサギが描かれている。

天領ひな御殿

江戸時代に作られたものをはじめ、三千体以上の雛人形が広い敷地内の複数の部屋に飾られている。

水田金物店

江戸時代後期の建物で、壁には、鏝絵を見ることができる。

赤司日田羊羹本舗

一枚物のながし羊羹が有名で、あっさりした甘さが特徴。

市山亭(しざんてい)

江戸時代、日田随一の料亭だったところで、市山亭の名前は、「山の中にあって市を成す、町にあって山の風情を漂わせる」という意味。

その他の日田市の案内

  • 開湯1300年の天ヶ瀬温泉には、約2000体の地蔵がいる高塚愛宕地蔵尊があり、いろいろな願いが叶うことで有名。
  • かつて東洋一の金産出量を誇った鯛生(たいお)金山の道の駅には、ワサビ菜が売っていて絶品。
  • ケンミンショーでも紹介された日田の郷土料理「たらおさ」は、夏の風物詩でとてもおいしい。

日田市観光協会

2名様から出発保証のツアー。 日田ご当地コンダクターと巡る町歩きを体験してみませんか!

所在地
〒877-0013 大分県日田市元町11-3
電話番号
0973-22-2036

ツアープラン情報

ツアー名
日田の町並み散策
料金
1. ガイド付き豆田町散策ツアー 
・60分コース お一人様1,400円
・90分コース お一人様1,800円(入館料1施設込)
・120分コース お一人様2,200円(入館料2施設込)

2. ガイド付き三隈川と温泉街路地裏散策ツアー
・60分コース お一人様1,400円
・90分コース お一人様1,800円(入館料1施設込)
・120分コース お一人様1,900円(入館料1施設込)

3. ガイド付き廣瀬淡窓ゆかりの地を訪ねる散策コース
・180分コース お一人様3,000円(入館料1施設込)

4.ガイド付き小鹿田焼の里散策ツアー
・60分コース お一人様2,000円

※ 8名以上の場合、別途料金になりますので、詳しくはお問合せください。
開催日時
9:00〜17:00
出発除外日:水曜日(祝日の場合は翌日)、お盆、年末年始
ツアー時間
60分〜180分
予約受付
7 日前まで
お問い合わせ
日田市観光協会
TEL
0973-22-2036
定休日
1/1〜1/2
営業時間
9:00〜17:00
このツアーに申し込む