洞窟を抜けた奥の岸壁に、シダが群生していることから、1926(大正15)年に国の天然記念物に指定されました。近年は、地球の神秘を感じられる観光スポットとして注目され、インスタ映えスポットとしても人気となっています。幻想的で美しい風景は必見!
帯同していただいたガイドさん
- お名前
- 岡田 耕治(おかだ こうじ) さん
- ガイド歴
- 2015年〜
- 趣味・特技
- 竹細工
- 一言PR
- NHK「らんまん」のモデル、牧野富太郎博士も足を運んだ安芸市へ、皆様ぜひお越しください。
伊尾木洞
約230万~310万年前は海底だった所が、地震の度に隆起を繰り返し12万~13万年前に陸地となった。海岸に崖が形成され(段丘)、約5000年前から今の地形になった。
壁面には、貝殻の化石が見られる。
洞窟の高さは約5m、幅は4mくらいの広さ、全長40mほどだ。
洞窟出口の崖の高さは約10mあり、抜けると鮮やかな緑の木々が出迎えてくれる。
地表に見えるこぶはノジュールといい、塊という意味だ。多くのカルシウムが含まれる海水と、動物が死ぬとできる酸が結合すると炭酸カルシウムが発生し、泥と砂を巻き込んでノジュールができる。ノジュールの中に貝殻が入っている場合もある。
洞窟を抜けると、ひんやりとした空気の中、鮮やかな緑の木々の中を歩く。砂利と石が混ざった濡れた地面には、貝殻の化石をたやすく見つけることができる。
後ろを振り返り、洞窟を見ると、幻想的な景色が広がる。
この辺りには40種類以上のシダが群生していて、これだけ多くのシダが1か所に生息しているのは珍しい。大正15年に国の天然記念物に指定されている。
ヤツシロガイの殻のない模様だけのかなり大きい化石があった。
雨が降った後には、化石を結構見ることができるそうだ。
安芸市観光ボランティアガイドの会
高知市から車、列車で東へ1時間。高知県東部の中心都市。市街地からすぐアクセスできる、海、川、山などの自然を遊び尽くす。 岩崎彌太郎の生まれた家や、武家屋敷の街並み「土居廓中」を巡り、悠久の歴史を感じる。 個性派ぞろいの熟練ガイドが、魅力に溢れる街、安芸をご案内致します。
- 団体窓口
- 安芸市役所 商工観光水産課
- 所在地
- 〒784-8501 高知県安芸市矢ノ丸1-4-40
- 電話番号
- 0887-35-1011
ツアープラン情報
- ツアー名
- 伊尾木洞コース
- 料金
- ※ 受付は2名から
冒険コース 1人1,000円
通常コース 1人800円
小学生 300円
未就学児 無料
団体ツアー 要相談
- ツアー時間
- 40分〜90分
- 予約受付
- 7 日前まで
- お問い合わせ
-
安芸市役所 商工観光水産課
- TEL
- 0887-35-1011
- 定休日
- 土・日・祝日
- 営業時間
- 8:30〜17:15