土居廓中(かちゅう)散策コース

まるで映画のセットの中にいるような錯覚になってしまいます。
色褪せない藩政時代の風が吹いてきそうです。

帯同していただいたガイドさん

お名前
岡田 耕治(おかだ こうじ) さん
ガイド歴
2015年〜
趣味・特技
竹細工
一言PR
NHK「らんまん」のモデル、牧野富太郎博士も足を運んだ安芸市へ、皆様ぜひお越しください。

弘田龍太郎曲碑

安芸市生まれの童謡の作曲家弘田龍太郎の曲碑が、10か所ほど市内に建てられている。

下の写真は「鯉のぼり」と「叱られて」。

その他には「春よ来い」「雀の学校」などがある。「叱られて」の曲碑には、高知県香美市出身のはらたいら氏の漫画が添えられている。

野良時計

明治20年にこの辺りの地主(豪農)の畠中源馬氏が、歯車や分銅などの部品を含めてすべて手作りで作った日本初の時計だ。10㎏のおもりが二つあり、一つは時計用、もう一つは時報用で、1週間に1回巻き上げて降りてくる力によって動く。

NHK昭和50年の「ゆく年くる年」の時、「時計はどのように活用されているのか」の質問に対して、「野良仕事の時の時間把握(休み時間・昼・夕方)として使っています」ということから、野良時計となったが、地元では櫓時計と呼ばれていた。

平成8年には国の登録有形文化財に指定された。

動かすために油を差すなど日々の手入れが大変なため、残念ながら現在は動いていない。

土居廓中(どいかちゅう)

土居廓中は、五藤家家臣の武士集団が住んだところで、家臣の身分は「与力」「騎馬」「扈従(こしょう)」「足軽・小者」の4段階あった。総面積9.2haあり、1700年代にできた。国の重要伝統的建造物群に指定され、道幅は当時のままだ。

南町は、4人の与力級が住んでいた。敷地が2反(2,000㎡)の家もあった。

寺村家住宅

江戸時代騎馬級で50石、幕末には100石だった小牧家の家で、明治に入り寺村家が購入し、医院を開院した。塀に特徴があり、割れ瓦を積み重ねた部分と河原石と赤土の練塀でできており、貴重な歴史的景観を形成している。

野村家住宅

野村家住宅は、50石の騎馬級の家で、一般公開されている。1反(1000㎡)ほどの敷地に、建坪30坪ほどの家が建っている。

安芸城跡

壬申の乱(672年)で敗れ、土佐に流された蘇我赤兄(そがのあかえ)の子孫が安芸氏ではないかと言い伝えられている。安芸氏がその後土佐を領有し1308年頃に城を建てたが、戦国時代の1569年に長曾我部元親に攻められ、滅びた。

江戸時代になり、土佐藩初代藩主山内一豊の家臣五藤氏が1601年に土居に入った。浅井長政との戦いで主君山内一豊が矢を受け、その矢を抜いたという逸話があり、その矢は現在安芸市立歴史民俗資料館に保存されている。

安芸城の堀には7月頃白蓮が咲いている。

二宮尊徳像

小学校の入り口に建てられている二宮尊徳像は、戦争で金属供出したため、珍しい陶器でできている。

安芸市観光ボランティアガイドの会

高知市から車、列車で東へ1時間。高知県東部の中心都市。市街地からすぐアクセスできる、海、川、山などの自然を遊び尽くす。 岩崎彌太郎の生まれた家や、武家屋敷の街並み「土居廓中」を巡り、悠久の歴史を感じる。 個性派ぞろいの熟練ガイドが、魅力に溢れる街、安芸をご案内致します。

団体窓口
安芸市役所 商工観光水産課
所在地
〒784-8501 高知県安芸市矢ノ丸1-4-40
電話番号
0887-35-1011

ツアープラン情報

ツアー名
土居廓中(かちゅう)散策コース
料金
・個人
18才以上 1,000円/人
中学生以上 300円/人
小学生以下 無料
・団体
バス1台 3,000円
開催日時
9:00〜17:00
定休日なし(荒天時は不可)
ツアー時間
60〜80分
予約受付
7 日前まで
お問い合わせ
安芸市役所 商工観光水産課
TEL
0887-35-1011
定休日
土・日・祝日
営業時間
8:30〜17:15
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