山形城址(霞城公園)コース

城郭が霞で隠れて見えなかったことから「霞ケ城」とも呼ばれていて、昭和61年に国の史跡指定を受け、平成18年には「日本100名城」に認定された。また公園の一角には、明治11(1878)年に県立病院「済生館」として建てられた3層楼の擬洋風建築があります。

帯同していただいたガイドさん

お名前
長谷川多美子 さん
ガイド歴
5年

二ノ丸東大手門

櫓門・多門櫓・高麗門・土塀を備えた山形城二ノ丸の東大手門(正門)を、史実に従い平成3(1991)年に復元された。

桝形

高麗門をくぐると、桝形がある。何人入れるか測る場合、1坪6人で計算するので、この桝形が200坪あるから、1200人入れることがわかる。

櫓門

門を支える冠木(かぶき)は、樹齢1500年以上で節がない台湾檜が使用されていて、長さ13.8m、幅84㎝×54cmある巨大な部材からできている。

櫓内

櫓内は展示コーナーになっている。城内(霞城公園)の広さは8万4800坪ある。江戸時代初期は57万石・5番目の大大名で、三の丸を含めると70万坪に及ぶ敷地があったが、天守閣はない。

明治に入ると2000名の軍隊の駐屯地となったが、昭和54年に公園の整備が開始し、現在は城として再整備する計画になっている。

最上義光(よしあき)騎馬像

戦国時代から江戸時代にかけて藩主だった最上義光の騎馬像は、天守閣がない代わりの公園のモニュメントとなっている。1600年関ケ原合戦の頃おこなわれた慶長出羽合戦で、上杉景勝と長谷堂城の戦いをしたころの姿を現している。

斯波兼頼(しばかねより)レリーフ

斯波兼頼は最上家初代として山形に入部し、1357年に山形城を築城したと伝えられている。

本丸一文字門

本丸に入るのに2つの入り口があり、そのうちの一つが一文字門で、大手門にあたる。女性は本丸には入れなかった。

本丸御殿跡

平屋の本丸御殿があった。今後本丸御殿広場として整備されることになっている。

郷土館(旧済生館本館)

旧済生館本館は、明治11年に県立病院として建てられた1階8角形・2階16角形・3階8角形の擬洋風建築になる。「済生館」は、三条実美により命名され、看板の文字を書いていて、国の重要文化財に指定されている。

館内は基本写真撮影禁止だったが、医療器具などが展示されている第8展示室のみ撮影可能だった。

当時入院患者はこの庭を見ながら、いろいろな思いにふけったのではないかとのこと。

霞城まちなみ案内人

山形のおいしいもの、街なかの見どころなどを案内します。 特に山形城址(霞城公園)を中心に案内しています。

団体窓口
山形市観光案内センター
所在地
〒990-8580 山形県山形市城南町1-1-1 霞城セントラル1F
電話番号
023-647-2266

ツアープラン情報

ツアー名
山形城址(霞城公園)コース
料金
無料
※ ただし、行程で発生する案内人の交通費・施設入館料・昼食代等はお客様ご負担となります。
開催日時
9:30〜16:00
ツアー時間
60〜120分程度
予約受付
5 日前まで
お問い合わせ
山形市観光案内センター
TEL
023-647-2266
定休日
なし
営業時間
8:30〜19:00
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